JR四国全線完乗の旅⑤~せっかくだからとさでんも乗るよ編~
前回の続きです。
ここからは、せっかく高知まで来たのでとさでんも乗りつぶすこととしました。高松と松山は今後も来るかもしれないと思い、ことでんと伊予鉄は諦めそれ以外の四国の鉄道を乗りつぶそうと考えていました。そのため、JRの後免駅からとさでんの後免町停留所まで歩いて行きました。一駅乗ってもよかったのですが、明日乗ると思ってケチった結果……
15分乗り換えに間に合いませんでした。
なお、後免町から伊野まで直通する系統は無いので、途中で乗り継ぐことに。
真っ暗な中、自動車教習所で見た路面電車に気をつけよう的な映像ってここなんじゃないかみたいな場所を通り、終点まで。
真っ暗。
というより問題は、後免町で乗り遅れたことによって、調べていた列車がすでに行ってしまった状態になっていたことです。しかし、伊野から高知までを検索すると近すぎて普通列車しか引っかからなかったため、特急が載ってなかったのです。ということで伊野から高知まであしずりに乗って、その日は高知に宿泊しました。
翌日はバスに乗って
桂浜に来ました。
前日にとさでんは横方向を乗り切りましたが、まだ縦方向が残っていたので、桂浜からの帰りのバスを途中で降りて、
桟橋通五丁目停留所から高知駅前まで向かいました。これにてとさでんは完乗達成です。
JR四国全線完乗の旅④~再びの琴平と自動車駅編~
続きです。
徳島からは特急剣山に乗って徳島線を駆け抜けます。
四国三郎こと吉野川を横目に75分で終点の阿波池田駅に到着しました。
ここからはまた特急に乗ります。
岡山行の南風ですが、これで昨日折り返した琴平まで行きます。
琴平からは15分待ちで折り返したのですが、実はこの折り返しが多度津ではできなかったのです。そのため、前日にわざわざ琴平まで来ていました。
このあとは再びの南風で土佐山田駅まで行きました。
ここから、「四国フリーきっぷ」も使えるJR四国バスに乗ります。
アンパンマンバスです。これに乗って、
アンパンマンミュージアムにやってきました。
アンパンマンの石像を撮るためにこの構図になりましたが、ミュージアムの建物はこっちじゃないです。
再びバスに乗り込み、
終点の大栃駅までやってきました。"駅"とついていますが、自動車駅という扱いで列車は来ません。また、現在はJRバスの大栃線は途中の美良布(びらふ)までに短縮されてしまったので、「四国フリーきっぷ」で訪れることはできなくなっています。
続きはまた次回。
JR四国全線完乗の旅③~今はもう見られない阿佐海岸鉄道編~
こちらの続きです。
前日に徳島に泊まり、この日はまず牟岐線で南下していきました。
牟岐駅では停車時間があったので少し見学。
徳島を出発してから2時間以上が経過し、終点の海部駅に到着。しかし現在では阿波海南~海部間は阿佐海岸鉄道に編入されており、海部駅はJRの駅ではなくなっています。というのも、阿佐海岸鉄道で導入準備が進んでいるDMV(Dual Mode Vehicle)の、道路から線路に入るための設備を高架駅である海部駅に設けることができず、隣の阿波海南駅に設置することとなりました。そのため、一体化して運用が行われるので編入されることになりました。この駅名標も、今となってはとても貴重なものです。
阿佐海岸鉄道の車内にはこのような装飾がありました。トンネルが長いので、車内で綺麗に光っていました。
この後、甲浦駅で折り返して、
再び海部駅に戻ってきました。
超短いトンネルと
今はもう見られない2社の車両の並びです。駅の構造はどうなるのですかね。
この後もひたすら来た道を戻っていきます。
牟岐駅からはこの度初めての特急に乗ります。
①のとき、多度津で「翌日以降使うきっぷを購入」と書きましたが、これがこの日から使っていた「若者限定四国フリーきっぷ」です。これは25歳以下の人がJR四国全線と土佐くろしお鉄道の窪川~若井間で使える特急にも乗り放題のきっぷです。3日間しか使えないので、全4日の行程のうち初日だけ青春18きっぷを使いました。本当はうずしおの新型車にも乗りたかったのですが、仕方ないですね。
空いていたので最前列の席に座れ、前面展望を堪能することができました。これでスピードアップし、牟岐から70分で徳島に戻ったところで次回に続きます。
JR四国全線完乗の旅②~暗闇の鳴門線編~
前回の続きです。