2020年2月弾丸関西ツアー

2月下旬、なんとか駆け込みで1泊2日の大阪旅行をすることができました。一週間遅ければ用事も済ませられなかったので幸運でした。

青春18きっぷが3月1日からしか使えないので、なんとか交通費を浮かすべく、行きは中央本線太多線東海道本線経由、帰りは片町線関西本線東海道新幹線経由という行程にし、きっぷを繋げることで数千円安くなりました。JRのきっぷは、同じ駅を通らないようにルートを組むと、きっぷを繋げることができ、安くすることができます。詳しいことは書きませんが、貧乏旅のライフハックです。

まずは中央東線。八王子からあずさに乗ります。

E353系に乗るのは初めてです。先代のE351系スーパーあずさには何度も乗りました。ラストラン直前にも松本から新宿まで乗ったのも思い出深いです。

さて、これで塩尻まで行けばいいものの、私は茅野で降りました。なぜかというと、八王子から茅野までの営業キロは147.8kmです。これが上諏訪までとなると154.5kmとなってしまいます。特急料金は150kmで切り替わるので、そこのギリギリを攻めた形です。ちなみにあずさは全席指定席となったため、自由席はありません。座席未指定券でも料金は変わらないので、きちんと指定席を取ることをおすすめします。

茅野から塩尻までは普通列車に乗り、塩尻からは中央西線です。

しなのにも初乗車です。JR東海の在来線特急は初めて乗りました。小さいころワイドビューシリーズの特急がたくさん載ってるジグソーパズルで遊んだ記憶があるので、本物を目の前にしてとても感慨深かったです。これでまっすぐ多治見へ向かいます。

なぜ名古屋まで乗らないのか。これは冒頭にも述べたように、きっぷを繋げるために同じ駅を通らないようにするためです。名古屋駅は帰りに必ず通ってしまうため、そこを避ける必要があります。ということで多治見から岐阜まで太多線に乗ります。美濃太田からは高山本線に乗り入れます。

今回初の気動車です。ちなみにもう一度乗ります。

高山本線もいつか岐阜から富山まで乗ってみたいものです。鵜沼を通るということで犬山城が見えるかと期待しましたが、すごく遠くに小さく見えました。

岐阜からは東海道本線です。普通列車でも苦労しない幹線ですが、米原までしらさぎに乗ります。

その理由は、大垣・関ケ原間にある新垂井経由の下り線に乗るためです。蒸気機関車が客車を引っ張っていた時代に、関ケ原越えの坂を迂回して勾配を緩和し、機関車の増解結の手間を無くそうと、ルートを変えられた"本線"ですが、現在では電車の性能が良いため、迂回する必要がなくなりました。しかし、垂井駅を経由する"支線"の垂井線は線路の性能が悪く、速度が出せないため、貨物列車や特急列車など垂井駅を通過する列車はこちらを通ります。詳しくはWikipediaを見てください。

ここまで3つの特急を乗り継ぎましたが、特急料金の合計は4,200円でした。新幹線の東京・名古屋間の自由席と同じくらいの値段です。時間に余裕があればお得ですね。

米原からは新快速で一気に大阪へ!と予定していましたが、人身事故で新快速が運休に。結局京都までは普通列車に乗り、京都からは運転再開していた新快速に乗りましたが、新大阪を出てから大阪になかなか入線できず、結局予定から40分近く遅れて到着という形になりました。その後の用事には間に合いましたが、自由時間が削られてしまいました。多治見で知ってればしらさぎが半額になる乗継割引で新大阪へ向かったのですが、仕方ないですね。

 

復路は未乗区間を乗りつぶすため、おおさか東線久宝寺から放出、片町線で放出から木津まで乗り、あとは関西本線で名古屋へ向かいました。名古屋ではリニア・鉄道館にも行けました。休館になる前で本当に良かったです。

300X。図鑑やビデオの中の存在でした。米原ではもう片方の顔を見れます。

700系。さよなら運転の中止は残念です。

AMBITIOUS JAPAN!の復刻が見たくて行きました。アイコンにも設定しました。

帰りは新幹線でした。700系は時間が合わずに断念。ちなみに今回発券したきっぷは自動改札を通らないものでしたので、一筆書ききっぷを作ろうと思っている方は気を付けてくださいね。