嵐オリジナルアルバム紹介⑭:Japonism
今回は2015年10月21日に発売された14th Album【Japonism】です。
今作は嵐のアルバムで初めて初回限定盤・通常盤に加えてよいとこ盤の3形態で発売されました。テーマは日本、そしてジャニーズ。それを今の嵐がどう表現し、どう継承していくかがコンサートのモチーフとなりました。
それでは参ります。
01. Sakura
作詞・作曲:eltvo、編曲:佐々木博史
45枚目シングル。ARASHIC以来9年ぶりにシングル表題曲が1曲目になりました。
02. 心の空
"外から見た日本"をテーマに布袋寅泰さんが書き下ろした一曲です。Music Videoにも布袋のターンがあります。
03. 君への想い
作詞:wonder note/Macoto56、Rap詞:櫻井翔、作曲:wonder note、編曲:石塚知生
和楽器の篳篥(ひちりき)と笙(しょう)は雅楽家の東儀秀樹さんが演奏しています。
04. Don't you love me?
作詞:wonder note/paddy、作曲:takarot/wonder note、編曲:石塚知生
松本くんのソロ曲。2作ぶりにセクシー路線復帰です。
05. miyabi-night
作詞:Makoto56/AKJ & ASIL、作曲:AKJ & ASIL、編曲:A.K.Janeway
"雅"というタイトル通り、日本の風景を日本の言葉で表した歌詞が特徴的です。「Ah Ta-Li-La-Li-La...」の部分もどことなく和の感じがします。
06. 三日月
作詞:youth case、作曲・編曲:A-bee
幻想的な光景が浮かぶバラード曲です。アルバムの世界観通り、文学的な歌詞の曲が多いですね。
07. Bolero!
作詞・作曲:SAKRA、編曲:Slice of Life
打って変わってとてもポップな楽曲です。JaponismなのにLatinって言っちゃってるんですよね。コンサートで強調されるサビの二宮くんの上ハモも最高です。
08. Mr. FUNK
作詞:youth case、Rap詞:Shigeo、作曲:Ricky Hanley/Daniel Sherman、編曲:metropolitan digital clique
相葉くんのソロ曲。一年前巷を騒がせたディスコスター様のお友達です。
09. 暁
作詞:s-Tnk、作曲・編曲:三留一純
大野くんのソロ曲。百人一首にも載っている後拾遺集の和歌が引用されています。
10. 青空の下、キミのとなり
作詞:wonder note/s-Tnk、作曲:Gigi/wonder note、編曲:metropolitan digital clique
46枚目シングル。いわゆる二重否定を繰り返し前向きな言葉が並んでいるように思えますが、「消えない虹はない」がその中に混じっているのが奥深いです。
11. Rolling days
作詞・作曲:Octobar、Rap詞:櫻井翔、編曲:pieni tonttu
櫻井くんのソロ曲。LOVEの時はコンセプトに合わせてソロ曲も選ばれていましたが、今作はそういうことではないのでしょうか。
12. イン・ザ・ルーム
作詞:小川貴史、Rap詞:櫻井翔、作曲・編曲:Jeremy Hammond
嵐史上相当上位にくるほどのセクシーな曲です。ライブの椅子(ソファー)を使った演出も印象的です。
13. マスカレード
タイトル通りまさに仮面舞踏会。アレンジャーが同じということもあって少年隊味がすごいです。大野くん演出の最後の水を吹くシルエットも印象的です。
14. MUSIC
二宮くんのソロ曲。久々に本人が制作に関与しませんでした。二宮くん曰く「お酒が美味かった」。
15. 伝えたいこと
作詞:ASIL/s-Tnk、作曲:Fredrik "Figge" Boström/Susumu Kawaguchi、編曲:pieni tonttu
泣かせにきてる曲。「来年も 共に歩いて行こう」って今年も言ってくれますかね……
16. Japonesque
作詞:MiNE/R.P.P.、作曲:sk-etch/MiNE、編曲:ha-j/sk-etch
アルバムを締めくくるにふさわしい一曲。ある日とても朝早くから出かけなければならなかったとき、上りたての朝日に向かって東へ歩いていた時にこの曲が音楽プレイヤーから流れてきたときに感動を覚えたという個人的なエピソードがあります。
、とここまでが3形態共通の収録曲です。ここからは配信もされている通常盤収録のボーナストラックの楽曲を見ていきます。
17. 僕らがつないでいく
作詞:SQUAREF/John World、作曲:Pippi Svensson/Josef Melin、編曲:BJ Khan
テーマの一つでもある"伝承"を歌った曲。優しい歌声のハーモニーが涙を誘います。
18. the Deep End
作詞:100+、作曲:STEVEN LEE/Drew Ryan Scott/Andreas Öberg、編曲:A.K.Janeway
"蒼"がテーマの一曲。コンサートではセットリスト落ちしてしまったのが残念です。
19. Make a wish
作詞:いなむらさちこ、作曲:sk-etch/Shu Kanematsu/BERT/ROLF、編曲:佐々木博史
嵐の醍醐味ともいえる、そっと背中を押してくれる応援歌です。コンサートでフルで披露してくれたのがとても嬉しかったです(現場には入っていませんが)。
20. ふるさと
作詞:小山薫堂、作曲:youth case、編曲:宮野幸子
2010年の紅白歌合戦から歌われていた曲がついにCD化されました。歌詞には何パターンかありますが、合唱コンクール版のものが使われています。
そしてもう一曲、よいとこ盤に収録されている楽曲を、配信はされていませんが紹介いたします。
おまけ:日本よいとこ摩訶不思議 covered by 嵐
作詞・作曲:野村義男、編曲:佐々木博史
少年隊の仮面舞踏会のカップリング曲のカバー。MUSIC STATIONで披露した際は大野くん・相葉くん・二宮くんのバック転も注目されました。このトラックのあとに収録されているアラジャポ・トークにはメンバー全員分のラップ部分のソロ音源が流れています。
ファンの間でも人気の高い作品で、完成ともとても高いと感じています。コンサートを見たジャニーさんに松本くんが感謝されたとのエピソードもあるため、楽曲だけでなく映像も是非見ていただきたいです。