JR四国全線完乗の旅③~今はもう見られない阿佐海岸鉄道編~
こちらの続きです。
前日に徳島に泊まり、この日はまず牟岐線で南下していきました。
牟岐駅では停車時間があったので少し見学。
徳島を出発してから2時間以上が経過し、終点の海部駅に到着。しかし現在では阿波海南~海部間は阿佐海岸鉄道に編入されており、海部駅はJRの駅ではなくなっています。というのも、阿佐海岸鉄道で導入準備が進んでいるDMV(Dual Mode Vehicle)の、道路から線路に入るための設備を高架駅である海部駅に設けることができず、隣の阿波海南駅に設置することとなりました。そのため、一体化して運用が行われるので編入されることになりました。この駅名標も、今となってはとても貴重なものです。
阿佐海岸鉄道の車内にはこのような装飾がありました。トンネルが長いので、車内で綺麗に光っていました。
この後、甲浦駅で折り返して、
再び海部駅に戻ってきました。
超短いトンネルと
今はもう見られない2社の車両の並びです。駅の構造はどうなるのですかね。
この後もひたすら来た道を戻っていきます。
牟岐駅からはこの度初めての特急に乗ります。
①のとき、多度津で「翌日以降使うきっぷを購入」と書きましたが、これがこの日から使っていた「若者限定四国フリーきっぷ」です。これは25歳以下の人がJR四国全線と土佐くろしお鉄道の窪川~若井間で使える特急にも乗り放題のきっぷです。3日間しか使えないので、全4日の行程のうち初日だけ青春18きっぷを使いました。本当はうずしおの新型車にも乗りたかったのですが、仕方ないですね。
空いていたので最前列の席に座れ、前面展望を堪能することができました。これでスピードアップし、牟岐から70分で徳島に戻ったところで次回に続きます。