ジャニーズ各グループの楽曲数を数えてみた

今回は、ジャニーズの各グループがどれだけの楽曲を持っているかを数えてみたのでまとめてみたいと思います。対象グループはTOKIO・V6・20th Century・KinKi Kids・嵐・タッキー&翼・NEWS・関ジャニ∞KAT-TUN・Hey!Say!JUMP・Kis-My-Ft2・Sexy Zone・A.B.C-ZジャニーズWESTSixTONESSnow Man・なにわ男子です。TOKIOからなのは、自分が普段から管理しているExcelデータにあるからです。

楽曲のカウント基準は以下の通りです。

  • グループ名義での楽曲に限定し、ソロやユニット、バージョン違いは除いています。
    • 20th Century以外のグループ内ユニット(Coming Century・テゴマス・舞祭組など)は対象外です。20th CenturyはV6名義で発売された作品に収録されている楽曲も含み、TOKIO・V6・KinKi Kidsそれぞれの「一秒のOthello~君に選ばれたい~」のような、他名義に含まれるグループ名義の曲は含んでいます(J-FRIENDSの楽曲は含みません)。
    • Sexy Zoneは、3人体制時の3人曲はカウントしています。同じアルバムでも「マワレミラクル」と「Hey you!」で人数が違いますが、前者をユニット扱いしていません。
    • 嵐のRebornシリーズと「Turning Up(R3HAB Remix)」はバージョン違いと捉えずそのままカウントしていますが、「COOL & SOUL for DOME07」はバージョン違いとしています。
    • インスト曲やNEWSのINTERはカウントしていませんが、関ジャニ∞の「High Spirits」「8beat」はカウントしています。
  • サウンドトラックはオリジナル曲を基本拾っています。トリビュートアルバムはカバー曲も基本拾っています。
    • トニセンの「SHAKE」は拾っていませんが、カバーアルバムであるTOKIOの「TOK10」や嵐の「日本よいとこ摩訶不思議 covered by 嵐」、関ジャニ∞の「買い物ブギ」はカウントしています。ただしデビュー前のサントラ曲は数えない方針です(キスマイの「Hair」は再録で数えています)。
  • 配信限定楽曲はカウントしていますが、Jr.時代などの未音源化曲はカウントしていません。限定流通曲もできる限り数えているはずです。
    • KAT-TUN「CRYSTAL MOMENT」は対象曲ですが、今回は日付的に入りませんでした。
    • カウントするのは発売日基準なので、Jr.時代の楽曲がアルバム等で音源化されると一気に増えます。
    • A.B.C-ZはDVDリリースの時点でもカウントしています。
    • 「SP "Break The Wall"」はV6の楽曲としてカウントしていますが、算入はCD化された「SUPER Very best」です。

 

まずは時系列でグラフ化したものです。

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TOKIOがデビューした1994年9月からのグラフです

嵐の365曲がダントツで多く、KinKi Kids・V6・TOKIOと続きます。2012年10月に「Popcorn」をリリースした際に首位が交代しました。KinKi Kidsは2016年9月に「N album」をリリースしたことでTOKIOの曲数を越しましたが、300曲には到達していません。V6も2021年9月の「STEP」でギリギリ追い越しましたが、この2組は今後曲数が増えそうにない(V6の未音源化曲は望みがありますが、TOKIOはどうでしょうか)ので、最終的な落ち着きはここかと思われます。

21世紀デビュー組にも関わらずここで急激に曲数を伸ばしているのがHey!Say!JUMPです。関ジャニ∞がアルバムを出せなかった3年間で追いつきました。JUMPもデビュー直後1年以上CDが出なかった時期がありましたが、増加の勢いがすごいです。続いてKAT-TUNとNEWSが、互いに充電を繰り返しつつも同じくらいのペースで増えています。そこに迫らんとするKis-My-Ft2までが、2022年1月までに200曲以上の楽曲をリリースしているグループです。

そこから間が空いて、150曲程度の楽曲を持っているのがSexy Zone・A.B.C-ZジャニーズWESTです。同時期に少クラに出演していた3組ですが、アルバムもコンスタントにリリースしていることやカップリングの曲数も多いこともあり、順調に曲数を増やしています。タッキー&翼の解散は2018年でしたが、最後のリリースは2015年12月の「TRIP & TREASURE TWO」で、トータル103曲です(最後のベストアルバムである「Thanks Two you」にはグループの新曲は含まれませんでした)。

King & Prince・SixTONESSnow Manはデビュー1年目ほどの時期に同じような増え方をしていますが、これはJr.時代の楽曲を音源化していることもあります。キンプリは3枚、SixTONESは2枚、Snow Manは1枚のアルバムリリースということで、このような形です。トニセンはDVDの付属CDなどでじわじわと増えています。

 

続いては、デビューからの月数でグラフ化したものです。まずはデビューから3年のところまでで見てみます。

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デビューから3年間の楽曲数推移です

デビュー時点での楽曲数は、シングルとアルバムを同時にリリースしたKAT-TUNKinKi Kidsが多いです。次いで多いのがなにわ男子で、「初心LOVE」収録曲だけで7曲あります。キンプリ・SixTONESSnow Manがそれぞれ3曲ずつ、通常盤だけ買えば全部揃ったのに対してなにわ男子は4形態全部買わないと揃いませんでしたからね。アルバムデビューのタキツバより多いです(ソロ曲は除いているので6曲となっています)。20th CenturyはV6のデビュー日を基準にしているので0曲スタートです。

デビュー1周年の段階では、アルバム1枚とミニアルバム1枚を出したジャニーズWESTが33曲で一番多くなっています。ジャニーさんの教えである「曲をたくさん出せ」が実行されていましたね。そこにキスマイやSixTONES、キンプリやKAT-TUNなど、Jr.楽曲をアルバムで出したグループが続きます。

それではデビュー3周年の段階はどうでしょうか。1周年のときに多かったグループが依然として多い状態ですが、3年間でシングルを12枚も出したTOKIOもペースが速いです。ただし90年代はカップリング曲もあって1曲なので、シングルでは増えづらいです。ちなみにTOKIOはバージョン違い曲を含めると相当な数を出しています。一方、2009年の1年間丸ごとCDリリースが無かったJUMPや活動休止中だったNEWS、3人体制が始まりソロ曲も多かったSexy Zoneは低い方です。実はアルバムを出していたトニセンとあまり変わりない曲数になっています。

それでは続いて、全体を見てみます。

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デビュー日基準のグラフ全体版です

一番ペースが良いのはキスマイですね。そこにWESTが追いつき追い越しで来ていて、まだ日数が浅いですがキンプリもちょっと上回るペースで来ています。JUMPも嵐と同じくらいのペースですね。やはりアルバムをコンスタントに出していることが大きく関係してきます。1stアルバム以降毎年アルバムリリースをしている(オリジナル・ベスト問わず)のが、嵐が2001年~2017年の17年で途切れて以来はキスマイの10年連続が最多継続中で、あとは最近デビューしたグループが現時点では維持している状況なので、どこまで伸ばすかが楽しみです。連続じゃなくてもWESTは枚数重ねてますし(1年に2回出した年もありました)、A.B.C-ZやJUMPも連続していた年が多かったですから、順調に曲数を重ねています。

 

ということでデータで見てみました。Excelいじるの好きなので、これからも機会があったらやっていきたいと思います。