函館本線乗り継ぎ旅【後編】

前回、長万部に着いたところで終わったので今回はその続きです。

といっても"乗り継ぎ旅"のくせに今回は1本しか乗りません!

長万部では乗り継ぎ時間が2時間以上あったため色々見て回ることができました。遅めの昼食をとった後はすぐそばの海へ。

雪もなく、とても穏やかな海でした。遠くには船もたくさん行き来しているのが見えました。
そして近くの陸橋へ。

見事な水平線。

駅で時刻を確認して待ち伏せていたスーパー北斗。261系は昔の塗装が好きでした……。

雄大な山々と長万部駅。交通の要衝です。

時間をつぶしたところで駅へと向かいます。待合室には人が増えていましたが、そこには前日に札沼線で見かけた女性がいました。20代くらいの人で地元の人かと思ったら新十津川まで乗っていたので「こんな人も鉄道オタクなんだな」と意外に思っていたらまさかここにもいたとは、驚きました。

函館本線函館行 長万部16:15→函館18:20

海側の座席を確保していざ函館へ。ちなみにこの列車は砂原回りで、過去に、まだ北海道新幹線が開業する前に北海道へ行った際、函館から長万部と札幌から旭川まで、渡島大野経由も藤代線経由も乗っていたため、この列車が大沼駅に到着した時点で函館本線完乗達成となります。
森駅でスーパー北斗の待ち合わせも兼ねて20分ほど停車時間があったため降りて写真を撮ることに。

内浦湾や駒ケ岳といった最高のロケーションに淡い空の色と完璧なシチュエーションです。2枚目は特に気に入っている一枚です。本当にいい景色でした。
そういえば森駅の駅前にポケモンマンホールが設置されたそうですね。見に行かなきゃ……。

この時点で夕暮れ時だったため、肝心の砂原線は真っ暗でした。春分の日も迎えていない3月の北海道ですから日の入りが早いのも仕方ないですね。
大沼を過ぎ、新函館北斗駅が見えると、こんな小さい列車がこんな大きい駅に向かっていることが不思議に思えてきました。七飯からは徐々に混み始め、しばらくすると函館駅に到着。一日がかりの長旅もようやく終わりました。

まだ冬ということもあり、イルミネーションが綺麗でした。

夜ごはんはラッキーピエロで済ませ、その後は少し乗り残していた函館市電に乗るために300円で乗り放題のトワイライトパスを買いました。以前来た際は湯の川温泉まで行ったものの花火で函館側が乗れませんでした。

人気のない真っ暗闇の中路面電車を待つのは少し怖かったです。

北海道編はもう少し続きます。