函館本線乗り継ぎ旅【前編】

前回新千歳空港駅へ行ったことを書きましたが、今回はその後青春18きっぷで函館まで乗り継いだ行程を書いていこうと思います。

 

快速エアポート95号小樽行 新千歳空港09:30→小樽10:45

まずは新千歳空港駅から快速エアポートで小樽まで行きました。しかもなんと……

uシートです。これには深い訳があります。

帰りは新幹線を使う計画を立てていました。東北・北海道新幹線新青森で特急料金が打ち切りになるため、新青森で途中下車しても通しで特急券を買っても料金は指定席料金の520円(2019年3月当時・現在は530円)しか変わりません。これは、列車が二つに分かれるため、東北新幹線はやぶさx号の座席のための料金と北海道新幹線はやぶさy号の座席のための料金が別になるためです(通しではやぶさz号に乗れば座席は一つです)。しかし、北海道新幹線東北新幹線の北の方には特定特急券という制度があり、自由席が無いはやぶさ(・はやて)で座席を指定せずに空いている座席に乗れるという自由席特急券のような種類の特急券があります。このきっぷを使うと座席料金の520円(注釈は省略・ちなみに通常期です)分安く買えます。つまり、新函館北斗から東京まで通しで買うのと、新函館北斗から新青森までを特定特急券で、新青森から東京までを普通の特急券で買うのでは同じ値段になるということです。文字だけじゃわかりづれえ!
しかし、その制度をよく知らず、「新青森で降りても520円しか変わらないなら青森で降りようかな」とだけ考えて指定席で2列車買ってしまったため少しもったいないなと思うようになり、快速エアポートuシートに乗車変更することにしました。快速のため520円のみで追加料金が一切なく、1時間以上乗るのでこれでいいかなと思い切りました。

朝ごはんも食べていなかったので車内で済ませることに。テーブル付きなのでその点でもいい選択をしたと思っています。

トンネルを抜けて南千歳駅を抜けると

政府専用機、しかも退役直前の。新千歳空港自衛隊基地に配属されているので高確率でいるのでしょうが、こんな姿で見れるとは思いませんでした(以前新千歳空港へ行った際は尾翼だけ見えた)。ちなみに北海道へはフェリーで行ったのですが、苫小牧への入港直前に飛んで行った飛行機も政府専用機でした。

銭函を過ぎて反対側の車窓に海を見ながら小樽へ到着。すぐに乗り継ぎです。

函館本線倶知安行 小樽10:53→倶知安12:10

急いで乗り換えると外国人観光客でほぼ満員でした。しかしほぼ余市で降りていき、以降はとても空いていました。マッサンめ……。以降は駅間も長くなり、"山線"らしさが出てきました。そうこうしつつ倶知安へ到着。

ここにも新幹線が来るんですもんね。ひらがなで駅名を見るだけでも不思議な気分になるのに逆向きに書かれたらもう何が何だかパルプンテ……。

函館本線長万部行 倶知安12:35→長万部14:07

ちなみに一日のうちに小樽から長万部まで抜けるにはこの列車が一番早いです。これより前にあるのは蘭越行か朝一の長万部行かです。これを逃すと次の列車では長万部に18時過ぎに着きます。本当に本数が少ない。
比羅夫、ニセコ、昆布、熱郛など個性的な名前の駅をたくさん通過しつつ長万部に到着……したところで今回はここまで!

続きはこちら。