嵐オリジナルアルバム紹介⑩:Beautiful World
今回は2011年7月6日に発売された記念すべき10th Album【Beautiful World】です。
2011年のリリース作ということもあり、メッセージのこもった一枚となっています。
それでは参ります。
01. Rock this
作詞:100+、Rap詞:櫻井翔、作曲:Dele Ladimeji/Paul Boddy、編曲:吉岡たく
今作の5人Rap曲はこれ。「僕らは不可能を可能にするDreamer」「運命を切り開くBeliever」という強気な歌詞が印象的です。
02. まだ見ぬ世界へ
作詞:Soluna、Rap詞:櫻井翔、作曲:R.P.P./iiiSAK、編曲:iiiSAK/吉岡たく
アルバム曲としてはLucky ManぶりにMVが作られました。20周年コンサートの挨拶で櫻井くんがこの曲を引用していましたが、2曲続けてメッセージ性が強いです。
03. Løve Rainbow
作詞:furaha/Octobar、作曲:iiiSAK/Dyce Taylor、編曲:ha-j
コンサートでも定番の32枚目シングル。披露されることが少ないですが、指揮者の振り付けがすごい好きなので、20周年のVS嵐で披露してくれたのが嬉しかったです。
04. always
作詞:100+、作曲:Dyce Taylor/Andreas Johansson、編曲:youwhich
このときのツアーが初めて買ったDVDということもあり、このアルバムの曲は国立競技場でのコンサート映像の印象が強いです。この曲は大サビでメインステージから花道を歩いてゆく光景が浮かびます。
05. Shake it!
作詞・作曲:The仙台セピア、編曲:吉岡たく
松本くんのソロ曲。みんな大好きシェケ。アラフェスで2年連続選ばれたソロ曲はこの曲だけです。2012年の4人をバックに従え、Rapを一緒にやっていたのを思い出します。
06. 虹のカケラ ~no rain, no rainbow~
作詞:Osami/Octobar、作曲:Carl Utbult/Chris Meyer/Taisho、編曲:石塚知生
アルバムタイトルに相応しい"美しい世界"が想像できます。コンサートでは大量のカラフルな風船を国立競技場から東京の空へ放っていました。
07. Dear Snow
作詞:伊織/ISHU、作曲:大島こうすけ、編曲:宮野幸子/吉岡たく
33枚目シングル。畳に土足で上がるMusic Videoですが、Clipsでは畳の色が修正されたと話題になりました。
08. Hung up on
大野くんのソロ曲。ですが櫻井くんのRapが入ります。Rainぶりに作詞者が変わりました。
09. Joy
作詞:小川貴史/alt、Rap詞:櫻井翔、作曲:Duke Ashton/Sherrie Ashton、編曲:石塚知生
メンバーでガヤ録りをしましたが、コンサートではセットリスト落ちしました。
10. どこにでもある唄。
二宮くんのソロ曲。リリース当時の情勢も踏まえてか、とてもメッセージ性の強い楽曲になっています。
11. negai
作詞:furaha、作曲:iiiSAK/Dyce Taylor、編曲:宮野幸子/iiiSAK
先ほど述べたばかりですが、10~12曲目のこの3曲は、2011年の日本に対して嵐が出せる最大限のメッセージを込めているように感じます。
12. Lotus
作詞:Soluna、作曲:iiiSAK/HYDRANT、編曲:佐々木博史/iiiSAK
35枚目シングル。2番の歌詞が刺さります。マイガールから6クール連続でドラマで誰かが主演し主題歌を務めたのは当時の勢いを感じさせます。
13. 「じゃなくて」
作詞:伊織/Soluna、作曲・編曲:大島こうすけ
相葉くんのソロ曲。ARASHI BLAST in Miyagiでも歌われました。コミカルな歌詞がアルバムにアクセントを付けます。
14. morning light
作詞:UNITe/Soluna、作曲:Curly/Dr.Hardcastle、編曲:佐々木博史
疾走感あふれる一曲。大野くんの伸びのあるフェイクが光ります。
15. To be free
作詞:Soluna、作曲:Samuel Waermo/Octobar、編曲:Samuel Waermo/吉岡たく
31枚目シングル。MUSIC STATIONではフルバージョンで披露されました。完全1種売りながら50万枚以上売り上げました。
16. このままもっと
作詞・作曲:100+、Rap詞:櫻井翔、編曲:Hisashi Nawata
櫻井くんのソロ曲。これまでのソロ曲とは打って変わり、優しい一曲になっています。
17. 果てない空
作詞・作曲:QQ、編曲:ha-j
34枚目シングル。シングル発売年の2010年ではなくアルバム発売年の2011年に紅白歌合戦で歌われました。
18. 遠くまで
作詞:小川貴史、作曲:Erik Lidbom/Dyce Taylor、編曲:佐々木博史
JALのCMソング。前年のCMはmovin' onとSummer Splash!の楽曲だけのタイアップでしたがこの年からは本人たちも出演するようになりました。2013年のコンサートでのアンコールで花に囲まれて歌われました。
ここまでが配信されている楽曲ですが、この年の年末にセブンネット限定盤が発売され、そこにしか収録されていない楽曲があるため併せて紹介いたします。
おまけ:エナジーソング~絶好調超!!!!~
作詞:嵐、Rap詞:櫻井翔、作曲:二宮和也、編曲:ha-j/二宮和也
ツアー日程が9月から1月まで大きく空いた中、嵐のメンバーの自作曲として作られた一曲。流通枚数もとても少なく、入手困難な一曲となっています。2012年のアラフェスでアルバム曲部門で第一位となりました。コンサートで歌われる際、歌詞にある「この場所に」は「東京に」「国立に」など地名に合わせて変えられます。
シングル表題曲が5曲も入り、それらも楽曲のタイプが異なるため、アルバムの厚みを増しているように思えます。ぜひ聴いてみてください。