嵐オリジナルアルバム紹介①:ARASHI No.1(ICHIGOU)~嵐は嵐を呼ぶ~
2020年2月7日から、嵐が過去にリリースしたオリジナルアルバム16作品の通常盤収録曲が各種配信サイトでデジタルリリースされることになりました。これにより、11月3日の会見でも話していた「嵐をより身近に」という取り組みが格段にステップアップしたように思えます。常日頃から嵐の楽曲に触れているファンとしては、シングル表題曲だけでなくアルバム曲やカップリング曲にもいい曲がたくさんあるので多くの人に聞いてもらいたいと思っていました。それが今回このような形で叶うということなので、アルバムごとに曲紹介をしていきたいと思います。
初回である今回は2001年1月24日にリリースされた嵐の記念すべき1st Album、【ARASHI No.1(ICHIGOU)~嵐は嵐を呼ぶ~】です。
このアルバムは嵐がデビュー当時在籍していたポニーキャニオンからリリースされましたが、翌年自主レーベルのJ Stormに移籍したため現在は廃盤になっています。2012年の夏に国立競技場ライブを記念してWeb限定で発売された【ウラ嵐マニア】に再録されて発売されましたが、どちらも現在は入手不可能なのでこうやって世に出るのが嬉しいですね。ちなみに私はウラ嵐マニア発売以前にTSUTAYAでレンタルしました。
それでは1曲ずつ参りましょう。
01. Introduction ~STORM~
作曲・編曲:鈴木雅也
インスト曲です。この曲から次のA・RA・SHIへのつながりが良い。
02. A・RA・SHI
作詞:J&T、作曲・編曲:馬飼野康二
ご存じデビュー曲です。1stアルバムの一発目がデビュー曲なのはどことなく安心感がありますね。
03. DANGAN-LINER
作詞:TAKESHI、作曲:谷本新、編曲:CHOKKAKU
「わざとかじっちゃえヤバい林檎」「フルチューンの南瓜でアクセルON」とおとぎ話を引用してくるのがいいですよね。
04. SUNRISE日本
作詞:F&T、作曲:馬飼野康二、編曲:CHOKKAKU
2ndシングルの表題曲です。ちなみにもう片方の両A面楽曲のHORIZONはアルバムにも収録されずMVも作られていません……
05. サワレナイ
作詞:戸沢暢美、作曲・編曲:庄野賢一
嵐がリリースする前に山Pがオリジナル曲として披露していたらしく、複雑な経緯のある曲で、硝子の少年みのある失恋ソングです。
06. 感謝カンゲキ雨嵐
作詞:戸沢暢美、作曲:馬飼野康二、編曲:CHOKKAKU
コンサートでは定番の4thシングル表題曲で、2014年には紅白歌合戦でも歌われました。10周年コンサートでも20周年コンサートでも1曲目に歌われた曲で、嵐もファンも大事にしている曲です。
07. 愛と勇気とチェリーパイ
作詞:戸沢暢美、作曲・編曲:岩田雅之
ファンの間ではFUJIWARAのフジモンが思い浮かぶ曲です(笑)。熟年カップルを思い浮かべるような、曲名の通り甘いラブソングです。
08. Deepな冒険
作詞:戸沢暢美、作曲:飯田建彦、編曲:CHOKKAKU
前の曲が両想いの甘々ラブソングならこっちは絶賛片想い中ですね。「ステキな未来はつらそうな方にある」などの言い回しが素敵です。
09. helpless
作詞:椎名祐生、作曲:ZAKI、編曲:岩田雅之
この曲は数年に一度のペースで二宮くんのラジオ「BAY STORM」で話題になります。その内容は、一度アンコールでこの曲を使ったところタイトル通り悲しい曲なのでアンコールにもかかわらず全く盛り上がらず、それ以降歌っていないというもの。この話が聞きたくてわざわざメールを送るリスナーがいるほどの鉄板エピソードです。
10. On Sunday
作詞:戸沢暢美、作曲:守山茂樹、編曲:宗像仁志
タイトル通り日曜日に聴きたい曲です。のんびりした気がします。週末を送れる気がします。個人的にとても好きな曲です。
11. 野性を知りたい
作詞:久保田洋司、作曲:ZAKI
「野菜を知りたい」ではないです。当時のメンバーはほとんどが10代でしたが、アイドル全開ではなく少し背伸びしたような大人な駆け引きを歌った恋愛ソングです。
12. アレルギー
作詞:TAKESHI、作曲・編曲:岩田雅之
野菜はこっち。ちゃんと勉強して教養を身につけましょう。
13. ココロチラリ
作詞:TAKESHI、作曲・編曲:原一博
マクドナルドのCMソングにも使われていたようです。アイドル全開のキラキララブソングで、「君の願う未来ならば 僕の未来だろう」なんて言われたら最高ですね。今の嵐にも全てのファンに向けてこの曲を歌ってほしいです。
14. 台風ジェネレーション-Typhoon Generation-
3rdシングルです。1番と2番で曲調が一気に変わるのが楽しいですね。
改めて見ると同じ方が作られている曲が多いですね。CDが廃盤になっているだけでなくコンサートでも10年以上歌われていない曲たちですから、長らく日の目を浴びることのなかった楽曲たちにこうやって脚光を浴びる機会が与えられてファンとしても嬉しいです。是非聞いてみてください。