嵐オリジナルアルバム紹介⑤:One
今回は2005年8月3日にリリースされた5th Album【One】です。
嵐のアルバムとして初めてソロ曲が収録され、メンバーの口からもこのアルバムやツアーが印象的だと語られることも多いです。ちなみにツアーは7月26日から始まっていたようなので、リリースの方が初日より遅かったのですね。
それでは参ります。
01. Overture
タイトル通りの曲なので歌詞は少ないですが、ファンになりたてのときこれまでのDVDをお店で見ているときに毎回この曲を歌っているのかと勘違いしていました。コンサートのOvertureはツアーごとに毎回作られています。
02. 夏の名前
作詞:hamai、Rap詞:櫻井翔、作曲:原田勝通、編曲:ha-j/吉岡たく
10周年のベストアルバムにも収録されました。嵐史上最も切ない失恋ソングだと思っています。櫻井くんがRapを書くときに思い浮かべるという一枚の写真が再現できます。
03. ROMANCE
作詞:HigherF、作曲:Joey Carbone、編曲:大坪直樹
前の曲との落差がすごいですが、もし曲順が逆だったらと考えると絶望的ですね。恋のはじまりを告げるハッピーな曲です。
04. Lai-Lai-Lai
MUSIC STATIONでライブバージョンとして二宮くんメインの歌割に変えて披露されたことがあり、15周年でもう一度見たい嵐のパフォーマンスリクエストをした際には2位にランクインしました。嵐の決意ともとれる歌詞にも注目です。
05. Days
作詞:北川暁、作曲:宮﨑歩、編曲:長岡成貢
アルバム唯一のバラード曲です。多様なジャンルのラブソングが聴けるのもいいですね。
06. 素晴らしき世界
作詞:オーノカズナリ/SPIN、Rap詞:櫻井翔、作曲:松下典由、編曲:石塚知生
10周年ベストアルバムに収録された人気の楽曲で、お蔵入りされた幻のMusic Videoがあるとか。海外で一部分だけ流れたようですが、今でも遅くないので発表してほしいです。ジャニーズJr.が最近歌っていたのですが、そっと背中に手を添えてくれるような暖かみのある歌詞がとても素敵です。
07. サクラ咲ケ
作詞:相田毅、Rap詞:櫻井翔、作曲:谷本新、編曲:石塚知生
ご存じ14枚目シングル表題曲。間にベストアルバムが入ったためシングル曲が1曲しか入らないアルバムとなりました。ライブでも盛り上がる1曲です。
08. Rain
作詞:IntoGroove、作曲:Peter Bjorklund/Joel Eriksson、編曲:安部潤
大野くんのソロ曲。2012年のアラフェスではファン投票で選ばれました。ダンスの足さばきも然ることながら、大サビ前の「Yeah!」とクリアなロングトーンで歌う声も最高です。
09. いつかのSummer
作詞:EryKah、作曲:TSUKASA、編曲:石塚知生
相葉くんのソロ曲。翌年のアジアツアーでは櫻井くんがRapを加え2人で披露しました。
10. W/ME
作詞:Axel G、作曲:Peter Bjorklund、編曲:ha-j/吉岡たく
松本くんのソロ曲。詞の大半が英語になっています。まさにMJという感じの一曲です。
11. 秘密
二宮くんのソロ曲。アラフェス'13ではファン投票で選ばれ、メンバー4人が着ぐるみを着てバックダンサーを務めました。かわいらしい曲です。
12. 夢でいいから
作詞:栗原晋太郎/大神正慶、作曲:小田原弘、編曲:安部潤
櫻井くんのソロ曲。ソロ曲ながらRap詞は手掛けていません。サクラップとは違う分歌い方も違って、逆に新鮮に感じます。
13. Yes?No?
作詞:masa-ya、Rap詞:櫻井翔、作曲・編曲:Shusui/Stefan Engblom/Axel Bellinder
こちらも10周年のベストアルバムに収録され、コンサートでのパフォーマンス映像は20周年ベストアルバムの初回限定盤2にも収録されています。光るポイが絡まるというエピソードが多く語られていますね。10周年のベストアルバムではこの曲は序盤に収録されていたため、オリジナルではこんな後ろだということに驚きました(素晴らしき世界と逆転状態です)。
14. 風見鶏
通常盤にのみ収録されているボーナストラックです。「Special Summer Track」という位置づけなのもこの曲にぴったりですね。夏休みが終わりかける田舎の風景が思い浮かぶ、古き良き残暑感が伝わってきます。
ファンにとっても本人たちにとっても思い入れが深いアルバムになっているのでぜひ聴いてみてください。